1992 diary

日常 夜の街 詩 俳句 

この世への旅

もしもオレがあの世にいて、


「もう一度この世に行かせてやる」


そう神様に言われたら。


「年齢は40歳、健康、仕事もある、まあまあハンサム、場所は東京だ。そう設定してやる。楽しんでこい。一度だけだぞ。」


そう神様に言われたら。


きっとオレは喜んでこの世に来るだろう。

そして昼寝なんかしないだろう。

目一杯地球を謳歌するだろう。

本物の愛を見つけに行くだろう。


それなのにオレは何で毎日食って寝て

キンタマやケツをかいてるだけなんだ?

この世にいるのに。